調査は、両教委がネット監視専門業者に委託して2010年9月に始めた。ネットいじめにつながりそうな表現や犯罪に巻き込まれる可能性のある個人情報の公開など不適切な書き込みを調べており、11年度は1万1929件を検出した。
そのうちリアルは1778件で14・9%を占め、前年度の5・8%から3倍近く伸びた。アメーバなうや「デコログ」が多かったが、ツイッターからも初めて99件が検出された。最多は自己紹介サイト「プロフ」や日記風サイト「ブログ」で、合わせて8割を占めた。
内容の9割が顔写真や校名、連絡先など個人情報の公開だったが、リアルでは7割強にとどまり、ほかの発信形態と比べると生徒の悪口や中傷などの割合が高かった。やりとりの中でけんかに発展したり、バイクの二人乗りやキセル乗車など犯罪の告白もあったという。
業者は「多少でも推敲(すいこう)する日記型と違い、リアルなどのつぶやき型は会話のように素早い反応をする。いったん考えて書き込むよう指導が必要ではないか」と指摘する。
日々そうゆうアプリやらが増えていくのが世の中のよくわからないとこだよ
府教委は、学校を通じ、書き込んだ子どもに指導を行う。「教員や保護者が子どもの利用実態を十分把握できていない」として、教員研修や保護者向けの広報にも力を入れるとしている。
■リアル■自分の行動や気持ちをリアルタイムに発信することを目的に、短文で更新しやすくしたミニブログサービス。主に携帯電話を使う。京都府、京都市の両教委の委託を受けて調査した専門業者によると、高校生の利用が多い「ツイッター」や中学生に人気の「アメーバなう」などがあるという。
【日記の最新記事】


